賃金構造基本統計調査 令和元年 外国人材平均賃金

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 厚労省が毎年行っている賃金統計調査で、令和元年から外国人労働者の統計が加わりました。その調査結果が令和2年3月末に発表されました。

外国人労働者の賃金(月額又は1時間当たり)
(1)一般労働者 (引用者注:いわゆるフルタイム会社員)
    223,100 円 /月給(年齢33.4 歳、勤続年数 3.1 年)
(2)短時間労働者(引用者注:いわゆるパートタイム会社員)
     1,068 円 /時給(年齢29.1 歳、勤続年数 1.7 年)

引用元:厚労省 プレスリリース・「令和元年賃金構造基本統計調査」の結果を公表します

 この外国人労働者の平均賃金を、日本人や外国人すべてを含めた全体の平均賃金(下記)と比べると、一般労働者で28%、短時間労働者で7%低くなっています。この理由としては、外国人労働者の平均年齢が若いので平均賃金が低くなることが考えられます。特に、賃金上昇が大きい中高年の一般労働者が少ない外国人材では、特に一般労働者の月給での差が大きくなっている、と考えられます。

  • 全体の平均:
    • 一般労働者 307,700 円/月給 (年齢43.1 歳、勤続年数12.4 年)
    • 短時間労働者  1,148 円/時給 (年齢46.1 歳、勤続年数 6.0 年)

 より詳しく知りたい方は、下記のサイトにて詳細情報が得られます。